2013-02-27

写真について思うこと


久しぶりにGRⅢと共にお散歩。
フィルム写真は好きで、あのナチュラルなちょっとノスタルジックな空気感は独特ですけれど、デジタルはデジタルでこれしかできない表現ってあると思うのです。

どっちがいいという問題ではなく、どっちもいいな。決められない優柔不断さ...。

写真について考えると、何がいい写真というのか、自分はどんな写真が好きなのか、考えれば考える程分からなくなってくる今日この頃。

あと、表現の仕方について、いろんな写真を観ることが必要だなと強く感じています。
自分なりのものが撮れればいい、人が何を撮ろうと関係ないと思っていたけれど、やっぱりいろんなことを吸収することは大切です。

大学時代の恩師が言っていました。
「一流になりたければ、一流の本から学ぶこと。二流の教科書では二流しかなれない。」
この言葉に深く感動し、海外の本にも手をつけ勉強したことが思い出されます。
いま、きっとまさにこれ。

実はずっと何だか写真でブレイクスルーできてないなぁと感じているのです。

今までは思えば、写真はファッションやカルチャー雑誌などでみているくらいで、きっとわたしの中でそのような撮り方がインプットされているのかもしれません。(といっては失礼かもしれませんが、作品というのとは違うという意味で...)

だから、ちゃんと作品としての写真を観て勉強する必要がある。

写真展にも行って、写真集も観たい。
その中で自分の好み、撮り方を見出していけたら、と思う。

これからしばらくはインプットの時間にしよう。インプットがなければアウトプットもできません。

2013-02-26

ゆるキャラについて


くまもん、ひこにゃん、ノッポン...。

個人的にはゆるキャラは好きではありません。
ゆるっとすることが仕事なんて、おかしいです。(ま、実際にはゆるキャラさんたちもPR活動で一所懸命働いておられるのですが...)こっちは這いつくばって働いてるんだ!
しかもそんなに可愛くないんじゃないか?ゆるければ何でもいいのか?

世の中、ゆとり世代しかり巷に緩さポイントが多すぎる。馬車馬の如く働いた上での癒しならいいけれども、そうでないと何だか解せない。

びしっとしろ!びしっと!

そういえば、前に全国のゆるキャラが一斉に出てきた広告がありましたが、非常に滑稽。
ゆるキャラに、猪木の闘魂注入していただきたい。



とか、書きながらもソラカラちゃんは結構好きです。星を背負っているところが可愛らしいので(笑)

2013-02-22

NikonD7100が発表になりました。


マップカメラのDMにこんなものが!!発売は3月だそうですが、予約はできるみたいです。
NikonのDXフォーマット一眼でのハイエンドモデルになるのでしょうね。

D7000が発売になった当初は、D90ユーザーのわたしは正直いいなぁと思ったこともありましたが、買い替えの予算があるならレンズに変化を持たせた方が得策と考えまして、まぁ実際そんなに金銭的な余裕があるわけでもありませんし、スルーしておりました。

と書くとD7100を買いそうな雰囲気ですが...。
しかしですね、こんなニュースにも個人的には至って冷静に客観視しております。

ラインナップ豊富で質の良いNikonレンズを使用できるのは魅力ですが、同じDXフォーマットなら進化したミラーレスやそれこそGXRで良いのでは?と思ってしまいまして。性能的にもっと比較する余地はあり、人それぞれの意見があるのは当然なのですが。

わたしの用途を考えると、まず、第一条件がカメラは旅で使うのが目的。(勿論普段も撮影はしておりますがそれは旅で良い写真を撮るための練習といっても過言ではありません。)
で、今の旅のメインカメラはNikonF3なので、以前の記事にも書きましたが、もう一台持つとなると軽いものが正直良いです。移動も楽。

そして、わたしの今の興味はFXフォーマット、フルサイズ!
D90を使っていたというのもあるんですが、もしデジ一を買い替えるとしたらステップアップしてフルサイズ機がいいと思っています。
今まで使っていたレンズたちがごっそり使えなくなるという恐ろしい事態になりますが、そうしたらこれらも中古売却ですね、安いでしょうけど。
フィルムカメラを使っていて、デジタルもやっぱりフルサイズがいいと思ったのと、レンズの画角がそのまま使えたら、また新たな世界が広がるだろうなと...。
ただ値段もそれなり。D600あたりはまだなんとかいける!?

で、ここからが妄想の世界。旅カメラのラインナップとして、

パターン① メイン NikonF3 + サブ GXR
メインをフィルムカメラのF3にしてサブをデジタルにする

パターン② メイン NikonD600 + サブ Rollei 35S
メインをデジ一にして、サブをフィルムコンパクトにする

両方とも恐らくフィルム持参数は変わらないのですね。どちらかというと①の方がコンパクトになるかと思います。デジ一はどうしても大きいし重いですからね。

あぁ、でもD600があったらやっぱりF3と共に持っていきたい!ってなるんでしょうね。そしてまた肩の凝る状態に...旅の教訓が活かされていません(笑)

というより!!!
持ってないカメラが二つも登場するんですけど、一体どういうことでしょう(笑)
いいんです。

希望は口にすると叶うものです。

*追記(2月26日)
フルサイズ機でもDXフォーマット用のレンズは使えるようです、D600では。

2013-02-20

旅カメラ談義③


だいぶ時間が経っておりますので、いい加減記しておかなければ。

プラハ旅では、NikonF3、GRⅢ、FUJIFILM X10の三台体勢で臨みました。
夏の旅行でフィルム、デジタルと二台の一眼レフを持ち歩くのは、思ったより大変だということが判明したので、今回は思い切ってデジタル一眼はお留守番。
その代わりX10を実家の父から借りてみました。

さてさて、結果はやはりメインはF3で、特にトラブルなし。ただ、残念なことにX10が意外にも使えませんでした。
というと、X10が悪いように感じられますが、全くそんなことはありません。100%わたしに問題があっただけのこと。
何かというと、まず使い慣れていないカメラを投入したということ。持ち方一つとっても違和感がありましたし、諸設定がどこでやったらいいか分からない。露出が上手く瞬時に設定できず困りました。しっとりした夜景を撮りたいのに、やたら明るく写ってしまうとか。絞りもスピードもISOも、考えられるところはいじってはみましたが上手くいきませんでした。普段から使用していればそんなことはありませんね。

そして、ズームが面倒になっていたこと。デジタルでズームが使うのがX10の役割だったのに...。これは自分でも驚きました。
NikonF3で撮るようになって、使うのは単焦点ばかり。撮影のときは露出は予め設定しておいて、ファインダーを覗く→ピント合わせる→シャッターを切る、が頭と手にインプットされてきました。画角が決まっているので、どんな構図になるのかファインダーを覗く前から予想できますし、被写体との距離によってはピント合わせもいらないこともあります。

しかし、ズームが使えるとなるとまず構図に迷う...そこで時間を取られてしまう。
単焦点のようにそれしかできなければ迷うことはないですが、いろいろ選べるとなると考えてしまうものですね。

そうして、ほとんどがNikonF3での撮影になってしまいました。フィルムはKodak T-MAX400を使用。冬、曇り空を想定してISO400にしましたが、予想以上に暗かった!手ぶれの限界ギリギリでした。特に日が落ちかけの夕方以降は手持ちでは厳しかったです。もうちょっと高感度だったらシャッタースピード稼げたのになぁと。

GRはいつものように室内や記録として使用。こちらもスナップ撮影とかで今後活用したいところです。

でも、一眼を一台だけというのは観光するにも楽でした。当たり前ですが。
今度の旅ではRollei 35Sもあるので、どれをスタメンとするか悩みますなぁ。いや、これを考えるのも旅準備の楽しみの一つですがね。

2013-02-14

ソムリエナイフ


今までワインを開けるのに使っていたのは、スクリューの周囲にガイドがついていて、スクリューを回すと“魅せられて”よろしく両腕が上がっていくタイプ。
(正式に何と言うんでしたっけ?普通にワインオープナー?)

ソムリエナイフに憧れはありましたが、いつ買ったかわからないくらい昔からそれを持っていて、まぁワインを開けるのに困ってないし、と手に入れる機会がありませんでした。

しかし、ある夜ワインを開けようとしたら、スクリューが空回りし続け使い物にならない事態が発生。なんとか復旧を試みましたができずに断念しました。

で、ここぞとばかりにソムリエナイフを買ってみました。
ハンズやデパートで売っているような高級なものではなく、近くの酒屋にあったものを購入。つまみのついでに置いてあって、売ろうという気が全く感じられない立ち位置でしたが、何と1000円!
しかも、後から気が付きましたが、ITALYってあるんですよー。この表記の仕方も怪しすぎる!本当かしら。



最初の一本を開けるときは要領がつかめずに時間がかかってしまいましたが、一度やってみたら思ったほど難しくなく、その後はスムーズに開けられています。
一度自転車の乗り方を覚えたら、乗らなくても忘れない、みたいな。???
何となくレストランのスタッフになったみたいで嬉しいですねぇ。かっこいい!

前に使っていたオープナーより軽くてコンパクトなのが良いですね。旅行にも便利。海外に行ったら現地でワインを開けたいじゃないですか。
そして、素晴らしいことに、栓抜きもついているのです。瓶ビール→ワインもこれ一つでOK!?ソムリエナイフってそういうものでしょうか。

いやいや、これで1000円なんて、お得です。高価なものより気軽に使えますし、良いお買い物でした。

2013-02-11

銀座のニコンプラザに行ってきました。


愛用のNikonF3ですが、実はプラハからの帰りの飛行機でなんと床に落っことしていたのです(!)
いやいや、一眼のカメラを落とすなんて初めてでしたし、まずいですよねぇ。
飛行機は道路のようにアスファルトむき出しではないので、外見上は問題なさそうでしたが、衝撃をくらっていることは確かなので、機能の面が心配。

旅行から帰ってフィルム一本撮影しましたが、使った感触は今までと変わりなし。
でも、この際なので中古で買ったものですし、点検してもらうことにしました。

行って来たのは銀座にあるニコンプラザ。初めて訪れました。一階がショールームと展示室、二階がサービスセンターになっています。
着いて早速二階に上がってみると、ニコンのスタッフさんが4、5人カウンターでそれぞれお客さんを対応していたのですが、なにやら皆さん大きい一眼レフを手に色々話をしています。相談に来ている人もみんなプロ?って感じで(実際は違うのでしょうが)、順番待ちも緊張してしまいました(笑)
こんな昔のフィルムカメラを持って来ているのはわたしだけですし…。でもいいのです!わたしの大切なカメラだもの!

土曜日でしたが、待ったのは一人分、五分くらい。呼ばれて事情を話すとファインダーを覗いたり、ピントリングを回したりとみてくれて。これから点検してくれるとのこと。因みに点検だけなら無料です。引き取りは45分後(混んでいないときは最速だと30分らしいです)。ここはもうよろしくお願いしますって感じでカウンターを後にしました。

そして、もれなく一緒について来た夫と共に一階のショールームを物色。最新のD800やD600を触ってきました。
ここでは自分のSDカードなどを持参すれば、最新機種や種々のレンズで試し撮りした画像を持って帰ることができるようです。個人的には、ボディはもうとにかく凄いんでしょって感じですので、レンズの方を色々試してみたいなぁと思いました。最近はめっきりレンズに力点を置いております。

スタッフさんがD600のプレゼンをやってくれるのを聞いたり、夫に露出の解説をしたりしているうちにあっという間に受け取りの時間に。なかなか楽しめました。中でもコンデジのようにちっちゃなミラーレスに、バズーカ砲のようなレンズを装着したものが飾ってあったのがうけました。付けられるのは分かったけど、そのバランスって。そこまで本格的にやるならハイエンド一眼にした方が良さそうな気が…。

再び二階に行き、しばしの待ち時間。今度も5分くらいすると呼ばれました。
結果は、機能的には今のところ問題なく撮影できるようです。ただ、レンズのピントリングの油切れ、モルトの劣化、ファインダーのゴミがあるとのこと。
ピントリングの油切れは、確かに回すとき軽い!と心当たりがありました。これをほっとくと機械同士がこすりあうようになってしまうそうです。修理するとなんと17000円だそう。でも新品を買うと更に更に高くなると調べてくれました。
モルトの劣化の方は、交換するとなると30000円ほど!こちらも高いですね。スタッフさんの話を聞きながら、それならばプラス数千円出していっそのことオーバーホールをした方がいいのでは!?と考え始めました。
手に入れてから本格的な点検修理をしておらず、やらなきゃなとは思っていたのです。
オーバーホールなら指摘事項の修繕も含まれるとのこと。

ここらで腹をくくってボディとレンズの両方をオーバーホールに出すことにしました。見積額、計51000円。これは最大でかかる費用だそうです。しかし、かなりの出費。
何とか少しでも安く上がることを祈りつつ、愛機を預けて参りました。

対応してくれたスタッフの方、年輩の男性の方でしたが、物腰丁寧でもちろん威圧的な感じもなくてホッとしました。修理も、あくまでお客さんがどうしたいかを優先して話を進めてくれたように思います。まぁ見方を変えれば、情報は色々与えてくれて後はお客さんの決断力に委ねられている、なかなか決められないタイプの人には辛いとも言えます。わたしは良いか悪いか結構即決できるタイプなので、こういう接客は嫌いじゃないです。
費用もかかることですので、押し付けられても困りますしね。
F3、大切に長く使っていきたいので何かあったら(何もなくても)これからは相談に行こうと思いました。

受け取りは二週間後。どうなって帰ってくるか、ちょっとどきどきです。