2013-02-20

旅カメラ談義③


だいぶ時間が経っておりますので、いい加減記しておかなければ。

プラハ旅では、NikonF3、GRⅢ、FUJIFILM X10の三台体勢で臨みました。
夏の旅行でフィルム、デジタルと二台の一眼レフを持ち歩くのは、思ったより大変だということが判明したので、今回は思い切ってデジタル一眼はお留守番。
その代わりX10を実家の父から借りてみました。

さてさて、結果はやはりメインはF3で、特にトラブルなし。ただ、残念なことにX10が意外にも使えませんでした。
というと、X10が悪いように感じられますが、全くそんなことはありません。100%わたしに問題があっただけのこと。
何かというと、まず使い慣れていないカメラを投入したということ。持ち方一つとっても違和感がありましたし、諸設定がどこでやったらいいか分からない。露出が上手く瞬時に設定できず困りました。しっとりした夜景を撮りたいのに、やたら明るく写ってしまうとか。絞りもスピードもISOも、考えられるところはいじってはみましたが上手くいきませんでした。普段から使用していればそんなことはありませんね。

そして、ズームが面倒になっていたこと。デジタルでズームが使うのがX10の役割だったのに...。これは自分でも驚きました。
NikonF3で撮るようになって、使うのは単焦点ばかり。撮影のときは露出は予め設定しておいて、ファインダーを覗く→ピント合わせる→シャッターを切る、が頭と手にインプットされてきました。画角が決まっているので、どんな構図になるのかファインダーを覗く前から予想できますし、被写体との距離によってはピント合わせもいらないこともあります。

しかし、ズームが使えるとなるとまず構図に迷う...そこで時間を取られてしまう。
単焦点のようにそれしかできなければ迷うことはないですが、いろいろ選べるとなると考えてしまうものですね。

そうして、ほとんどがNikonF3での撮影になってしまいました。フィルムはKodak T-MAX400を使用。冬、曇り空を想定してISO400にしましたが、予想以上に暗かった!手ぶれの限界ギリギリでした。特に日が落ちかけの夕方以降は手持ちでは厳しかったです。もうちょっと高感度だったらシャッタースピード稼げたのになぁと。

GRはいつものように室内や記録として使用。こちらもスナップ撮影とかで今後活用したいところです。

でも、一眼を一台だけというのは観光するにも楽でした。当たり前ですが。
今度の旅ではRollei 35Sもあるので、どれをスタメンとするか悩みますなぁ。いや、これを考えるのも旅準備の楽しみの一つですがね。

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