2012-03-30

旅の三種の神器 荷物編


機内編の続きです。

1 カメラと周辺機器
まず、旅の目的の一つが撮影ですから、必須です。
愛用中のNikonD90と交換レンズ及びGRⅢ。GRはサブカメラとして、夫に持たせています。
D90は、持ちやすい大きさと重さが街歩きには丁度よく、それでいてまずまずのスペックなのが気に入っています。
今後の旅では、更にフィルムカメラF3も仲間入りすることになりそうです。
レンズは外では広角とズーム、室内では単焦点をつけています。

三脚も使いそうだなと思ったときは、持ち歩いています。
そんなに重くないモノを選んだのですが、結構がっしりと大袈裟になるので、一脚でも便利かもしれないですね。持ってませんけど。
アリゾナのアンテロープキャニオンに行ったときには、撮影場所が狭くて三脚より一脚の方が良かったと切に思いました。
そうそう、三脚は運搬にちょっと難ありですかね。武器になってしまうので、機内持ち込みしようとするとはじかれる恐れがあります。一応持ち込み可能サイズが決まっていて、それ以上ですとアウトです。
わたしのはサイズは範囲内で、ザックの横に付けて持ち込もうとしましたが、行きはスルーだったにも関わらず、帰りはアウトだったということがありました…。フィレンツェだったんですけどね、イタリア語で反論もできないので、おとなしく預け入れました。

2 シャンプー、リンス
洗面用品や化粧品は、最低限持っていくので、神器にはカウントしないとして。
ヘアケアアイテムはマストアイテムですね。
ホテルのアメニティーであることはあるのですが、大体髪質が合わないのか、髪が痛むんですよね…。キシキシするというか。美容院の担当の人に聞いたら、水質もあるのではないかということでしたが。
夏の旅行ですと髪も日焼けしてしまって、染めてないのに軽く茶髪になってしまいます。
ヘアケアって大事だと実感、自分に合った日本のモノを持っていきます。

3 旅ノート
もちろん、モレスキン!
これは言わずもがなですな。
普段の手帳はソフトカバータイプですが、こちらは頑丈なハードカバーです。
旅の途中、その場で書き込むことはあまりなく、感想などは振り返って冷静に書いてますね。
旅の準備から帰国後のまとめまで、しっかり収めてあり、読み返しては、夫婦で、懐かしいね~!を連発しています。

ファッション関係のものは書き出すとキリがなくなってしまうと思ったので、あえて除きました。
ファッション編として、また別記事をアップしましょうか…。
三種の神器が、九種になってしまう(笑)

2012-03-25

ポジフィルムを買ってみました


モノクロの次のフィルムを探して、ヨドバシへ。
普通に使いやすいネガフィルムを買う予定が、お店にあった作例をみて、これは凄い!とポジフィルムKodak E100Gを買ってしまいました…。
露出がシビアと聞いていて、もう少しF3を使いこなしてから、なんて思っていたのですが。
いきなりかよっ!という感じです。

あと、コダックがポジフィルムから撤退するというお知らせが、お店に貼ってあったのもありますね。
なくなるなら今のうち買っておかなくちゃという、単純な思考回路。
ですが、何本かのパックではなく、バラで一本しか買わない小心者です(笑)
ポジは値段も高いですし。
一枚も撮ったことがないフィルムをまとめて大量買いするほど、気持と経済的な余裕はありません…。

ついでにこのパッケージ、これに限らず黄色と青の組み合わせって可愛いなぁと思うのです。
まぁそれが購入の理由ではありませんが。
そういえば、プロバンスのソレイアードにも見られる色のパターンですね。
太陽と海という感じ!?

さてさて、どんな写りになっているか。
二回目ですが、フィルム入れも慣れてきましたよ。
先日は梅を撮りに行き、次は桜、そして4月の頭には近場へのちょっとした旅に行く予定ですので、その辺りで撮影を楽しみたいと思います。

2012-03-23

ORCIVAL ボーダーシャツ


ボーダー好きはモテない、らしい(笑)
結構好きなんですけど。
どうなんでしょうか…マリンルックは確かに色気がないか!?
どちらかというとカジュアルで、ともすると幼いコーディネートになってしまうから、合わせるものはモードっぽくいきたいところです。

よく雑誌ナチュリラ然り、オーガニック大好き、リネン万歳のナチュラルコーデをしている人がボーダーを溺愛しておりますが。
わたしたちの周りではそういった方たちを、ナチュラリストと勝手に呼んでいます。
聖地はもちろん自由が丘。二子玉川も出没率高し。

わたしもリネンのお洋服は好きですが、どうもナチュラリスト的コーデは合わないよう。
なんかフツーになってしまうんですよ。難しい。
家着の域を出ないというか。
もうちょっとどこかに締りがないとダメみたいです。

と、話がそれましたが、同じボーダーでもカッコよく着こなすのが目標です。

このボーダーは真っ白と明るい青が爽やかで春っぽい。
袖は短め、丈はやや長め。洗濯すると縮むそうなので、ワンサイズ上を購入しました。
柄が胸のあたりから始まるのも可愛いです。

2012-03-22

MARIAGE FRERES MARCO POLO


本来は珈琲党。
でも、おうちに色んな種類の飲み物があると何だかゆとりがあるような気がして、最近は紅茶にも手を伸ばしています。

これは先日成城石井をふらふらしていたときに見付けた、マリアージュフレール。

実はマリアージュフレールは、初めて購入したのですが、ふんわりとイチゴのように甘い香りが上品でびっくり。
味自体は甘くありませんけど、この香りで砂糖なぞいらないくらいです。
(ま、元々珈琲や紅茶には砂糖は入れないタイプですけど。)
この香りの濃厚さ故、朝よりも午後のおやつタイムの方が合う気がします。
朝からこんなに優雅になっちゃったら、活動モードになりません(笑)。やっぱり朝はガツンと珈琲ですね。

高級なイメージのあるマリアージュフレールですが、これ一缶でたっぷりと長い間楽しめる量だと自分を納得させてみました。
ちょっと手の届く贅沢をしたいときにぴったりかと。
それに、たまたま安くなっていたので。アマゾンで買うといつも安いのかな…。

この缶も雰囲気があっていいですね。ジャケ買い?だけでも価値があるかもと思ってしまう素敵さです。

2012-03-20

Firenze紀行2011-まとめ


半分無理やり始めてしまったfirenze紀行ですが、そろそろまとめに入ります。

世界遺産数No.1のイタリア、定番スポットの中では一番好きな街です。
そこまで大きすぎず、ローマに比べるとのんびりしている気がしますし(オフシーズンだったから?)、迷ってもドゥオモやアルノ川があるので、場所が把握しやすく、迷子もまた面白い。
ヨーロッパはどこもそうですが、至る所雰囲気があって…。

昔、夫の知人でツアーの添乗員をやっている方が、スペインとイタリアは治安が悪い!とおっしゃっていたそうですが、フィレンツェは、駅周辺やいかにも危なそうな路地(感じで分かります)以外は比較的大丈夫そうです。
財布は外で出さない、荷物は斜め掛けかリュックタイプなら鍵をかける、パスポートは隠しウエストポーチに入れて服の下に等、普通に警戒していれば…。

夜は、そんなに遅くならなければ、夕飯を食べて帰ってくる時間帯位は割と人通りがあります。
まぁ、朝からの観光で疲れてしまっているので、夜遅くまで起きていられないのですが(笑)
夏ならもっと日暮れが遅くなり、シーズン中ですので、より歩き易いかと思います。
逆に、観光客目当ての犯罪が増えるのかしら…!?

ミケランジェロ広場で夕陽を観賞したあと、街中への帰り道、如何せん日が沈んだ後で、道に明かりも少なくちょっと危ないらしいと前情報であったので、気を付けていきました。
観賞が終わった人たちで賑わっていましたし、特に何もなかったですけどね。

空港と街の往復はタクシーを利用しましたが、空港ではタクシー乗り場から、ホテルでは受付で呼んでもらって利用すれば、均一料金。
でも、運転は結構荒いです。レースかっ?と突っ込みたくなりました。

お店の人もイタリア人っぽく、話しかければ気さくに答えてくれ、ぶっきらぼうで適当さもありつつそれもまた面白い。

因みに、今回の旅で夫婦共々エスプレッソにはまってしまいまして、エスプレッソマシンが欲しいねなんてヨドバシで見てみましたが、置く場所がないなぁなんて悩み中です。
あの、濃厚さが癖になってしまいますね。

カフェではどこも標準の飲み物がエスプレッソになるので、いつもの珈琲が飲みたかったら持参するのが良いかもしれません。
あのペーパーバックに粉が入って、コップにはめてお湯を注ぐ、あれです。
わたしたちの泊まったホテルには備え付けでその珈琲やら紅茶やらがあったので、それを飲んでいました。(もちろん無料!)

フィレンツェ、また行きたいな。

2012-03-17

CURRENT/ELLIOTT ボーイフレンドデニム


デニムはスキニーばかり穿いていましたが、ゆるっとしたシルエットもかわいいなぁと思い、ボーイフレンドに挑戦です。

もう少し暖かくなったら、ちょっとロールアップしてパンプスを合わせたいし、リゾートに行くならバレエシューズとかペタンコサンダルでもいいですね。

これ自体がかなりカジュアルなので、他はキレイめなアイテムを持ってくるのが王道でしょうか。
でも、あえてTシャツとかでこれでもかと崩して、バックやアクセサリー、ストールなんかで格上げしてみるのも面白いかもしれません。

CURRENT/ELLIOTTにしたのは、試着した瞬間の肌触りの良さに感動したからです。
とにかく柔らかい…。
それと、色と加工の具合がちょうど良かったところもポイント高かったです。
わたし、あんまりデニムのダメージ加工が強すぎるのは苦手なんですよね。
このデニムは、あせた感じも程よくありつつ、ダメージ加工もアピールし過ぎていなかったので、良いなぁと。

ボーイフレンドデニムの、ゆったりしたサイズ感にはまだ慣れませんがね。
さらっと穿きこなしたいものです。

そして、合わせるベルトなんかもかっこいいのがあるといいなぁ、なんて、今はベルトに目がいってしまいます。

一つのアイテムを手に入れると、イモずる式に次々欲しいものが出てきますね。
優先順位を考えなくては。

2012-03-16

Nikon F3の撮影結果 続き

上野不忍池

丸の内

デジタルより、黒が柔らかい。
因みに、フィルムはFUJIFILM NEOPAN 400 PRESTOです。

2012-03-15

Nikon F3の撮影結果


やっとフィルム一本使い切りました(笑)
デジタルと違って、シャッターを切るのがついつい慎重になって、フィルムの消費ペースが遅くなってしまいました。

で、F3を手に入れる前から、何故か最初の一本はモノクロ!と決めていたので、ヨドバシで購入し撮影。
とにかく、F3そのものを操作するのが初めてですし、一緒に購入したレンズの使い心地も良く分からずなので、露出の加減も適当です。

フィルム一本使い終わった感想としては、まず、思ったより明るく写るということ。
カメラとレンズの特性がそういうもんだということですね。
これから段々とこのカメラにおける露出の感覚が身についてきて、撮るほどにカメラが自分のものになっていくという感じを味わえるかなと思います。

上の写真は、室内で撮ったものですが、少し暗かったので露出を一段階上げたら、明るい部分が明るくなりすぎました…。
この場所、夫がお世話になっている楽器屋さん(工房?)で、とてもフォトジェニックなんです。また行くチャンスがあるので、沢山撮影させてもらおうと思います。

そして、フィルムならでは、やっぱり画質が滑らかだなぁということ。
ブログにアップするのに一度スキャナーを通しているので、100%の画質を伝えるのは難しいのですが、実際の写真をみると、これがフィルムの力かと妙に納得しました。

フィルム写真は、どう写っているか現像するまで分からないから面白いと良く言われますが、わたしの場合はどう写っているかというより、ちゃんと(何かが)写っているかが不安で、面白いどころではなく、ドキドキでした。

カメラ自体もネットで中古のものを勢いで買い、ちゃんと動作するのか分かりませんでしたし、フィルムの入れ方もおぼつかなくて、撮影中も本当に写っているのか!?と疑心暗鬼。
マニュアルのピント合わせも手探りで、大丈夫か?フィルム送りできているのか?とずっと心配でした。

でも、こうして現像してみると、しっかり撮影できていましたし画質にも満足できるレベルで、ほっと胸をなでおろしました。
まだまだ階調豊かな写真を撮るには至らず、地道に練習したいと思いますが、とにかく初回撮影は無事にできて良かったです。

今度はカラーフィルムも試してみようか…。それともモノクロを突き詰めるのもいいか、楽しい悩みです。

これから桜の季節で、ちょうど練習にはもってこいの時期なのも嬉しいですね。
あとは、これを使いこなせるようになって、近い将来はまた海外旅で撮影してみたいです。

2012-03-13

Firenze紀行2011-観光編


あのフィレンツェですから、観光というとみるべきところが沢山あり過ぎますよね。
美術館だけでも行けば一日はすぐに経ってしまいます。

でも、今回の旅は、今までも書いてきたとおり、弾丸旅行ですがのんびりを心がけて、あまりぎちぎちに予定を立てずに行きました。
街歩きがメインで、写真を撮りながら歩いていると、それだけで時間がゆったりと流れていきます。
気になるお店があったらふらっと入ったり。

特に、文房具屋さんが面白い!
フィレンツェはマーブル紙が有名で、それを使ったノートなどの文房具が沢山ありみているだけでもキレイで癒されます。
ちっちゃなメモ帳などは、値段も手ごろですし、お土産にもいいかと思います。

教会巡りも、結局行った数は少なかったのですが、行って良かったのはサンタクローチェ教会。
ミケランジェロ、ラファエロなど、歴史に名を残す偉人たちのお墓が集まっています。
しかも、その墓碑の彫刻がとても豪華で綺麗で、みとれてしまうのです。
ちょっと心がふるえて、鳥肌がたつような。

メメントモリ…死を想うことで、今がより輝くという考え方、だそうですね。
お墓を飾り立てるのは、見ている人の今を輝かせたいからなのでしょうか。
わたしは、まんまとそれにはまってしまったわけで。

そこに入ると(サンタクローチェ教会の場合はお墓をみて)何だか神聖な気持ちになって、自分の人生を想い、前向きになってしまう。
そして、そう思わせる教会がいい教会だなぁと思うのです。

過去、そうなった教会が二つあります。
クロアチアの首都ザグレブで訪れた聖母昇天教会と、そしてこのサンタクローチェ教会。

別にクリスチャンではありませんが、逆に信者ではないからこそ、そのような気分になるってことはより素晴らしい何か感じさせるものがあるということでしょうか。

この二つの教会は、また行きたいところのリストに入っています。

2012-03-12

SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM ニコンF


フィレンツェに旅立つ前に、広角のレンズを持っていきたかったので、こちらを購入しました。
前々から広角写真のぐっと迫ってくるような感じが好きだったので、ずっと欲しいなぁと思っていたのですが、ここぞとばかりに買ってしまいました。
お買い物に、何かのきっかけが必要ということもあります。

純正Nikonも考えましたが、少し値段が高くて、まぁ広角レンズは初めてだしその時セールになっていたので、SIGMAにしました。
口コミでもそこそこ評判は良かったので。

使ってみて、10mmで使用すると確かに歪みが目立ちますが、それ以外ではあまり気になりません。
開けた場所の撮影では、広角ならではの写りの広さが、路地などの狭い場所での撮影では奥行き、というか手前に飛び出てくるような感じの写りが実感できます。

フィレンツェではほとんどこのレンズを付けっぱなしで、7、8割くらいはこれで撮っていたんじゃないか…。

これからも使い続けたい、撮るのが面白くなる、買って大満足の一本です。

余談ですが、交換レンズってちゃんと用途に合わせて買わないと、気付いたら同じようなのを買ってしまっていた!なんてことになりそうですよね。
わたしは、レンズキットについてきたズームレンズと、単焦点レンズを持っていて、この広角レンズで3本目となりました。
自分ではなかなかのセレクトかなーなんて思っていますが(笑)
次に買うとしたら、超望遠ですけれど、大きいし値段もするし遠い未来の話になりそうです。

でも数が増えると、旅に持ち出すのも大変になってくるので考えモノです。
本体もデジ一とフィルムとGR(GR係は夫ですね)と増えてしまいましたし…。
次の旅行ではカメラ対策も真剣に考えないといけませんね。(ま、それが楽しいんですけど。)

2012-03-10

Firenze紀行2011-食事編


イタリア料理は外れがない、と思いました。
まぁ、目ぼしいお店は調べて行ったから外れなかったということなんですが。
とにかく、前の記事でも書きましたが、カプレーゼ然り、素材をそのまま活かして、オリーブオイルとちょっとの調味料で美味しくなってしまう。
まるで魔法ですね。
フランス料理は緻密に計算された、手の込んだ美味しさがありますが、それとは違う素朴で陽気な(?)ソレですね。

フィレンツェではトスカーナ料理を頂くことができますが、まず、中央市場でトリッパを。
臓物系は臭みがあるのかなと思っていましたが、それが一切なく、歯ごたえもちょうど良く美味しくいただけました。
ただ、外国仕様で量が多いので、全部は食べきれませんでした…。
臭みを消すために、煮込むときに味を濃くしている(多分)ので、それもあって。

夕飯ではPARIONEというお店へ。夫リサーチで好感触だったところです。
お目当てはTボーンステーキ!!
でも、注文しようとすると最低サイズでも大きすぎて、わたしたち夫婦には多いのです。
全部食べてしまうと、他の料理が入りません。
そこで、何とか交渉してハーフサイズを頂きました。

お昼にそこのお店に様子を窺いにいくと、オーナー?スタッフ?の人が出てきて少しお話ができました。
何だか、その人の兄弟が日本で心臓外科医をやっているとのこと、本当かな?(笑)
でも、その方のきさくなところが、面白くてこの店に夕方また戻ってきました。

夕食は日本人は18時とか19時から食べ始めますが、お店が開くのがそのくらい。
なので、普通にお店に行くとガラガラで、途中からどんどん人が多くなってきます。
でも、PARIONEは早い時間から結構人が入っていたなぁ。

また、イタリアはデザートも美味しい!
ティラミスのなんて濃厚なこと。だけどペロッと食べられてしまう。
ジェラートは、街の至る所に星の数ほどジェラテリアがありますが、正直当たり外れがあるかなと思いました。
おすすめは、ペルケノというお店。
前にツアーで来たときに食べた、スイカのジェラートをもう一度食べたいと思って行ったのですが、やっぱり寒い時期にはないんですね。
代わりに、オーソドックスなチョコレート系のジェラートを食べましたが、それも美味しかったです。
ミルクが他の店と違うのかしら…。
こちらもネットなどでおいしいお店をリサーチして行った方が良さそうです。

写真は料理とは関係ありませんね…すみません。

2012-03-09

Firenze紀行2011-ホテル編


ホテルに求めるものって色々あると思うのですが、わたしたちがまず優先するのは立地です。

前に参加したイタリアのツアーで訪れたローマで、電車に乗らないと市街地に行けない、最寄り駅までもバスに乗らないと行けないという場所にあるホテルに滞在し、バス停を間違えて、日本語の通じぬ見知らぬ土地で迷子になるという恐ろしい経験をしましたので、ホテルの場所にはこだわります。
(奇跡的にホテルの看板を見つけたので帰れましたが、本当にホテルに辿り着けるのか不安なまま1キロくらい歩いたかしら。今考えても恐ろしい…。)

今回は中心部にすぐで、サンタトリニタ橋の近くのアルノ川沿いの素敵なホテルをネットで見付けて、口コミ評価も高かったので予約しました。
ANTICA TORRE di Via TORNABUONI no1というホテルです。

そこは、屋上テラスがあって、片側からはドゥオモ、反対側からはアルノ川が望める、素晴らしい立地!
テラスは出入り自由で、持ち込みも大丈夫そうなのでゆったりできます。夕食後にライトアップされたドゥオモをぼーっと眺める、なんと優雅な時間!
オフシーズンだったので人も少なくて、外は寒かったですが、室内席もあって専らそこに居座っておりました。

写真はそのテラスで撮ったものです。

そこは朝食会場にもなっていましたが、言わずともドゥオモをみながら頂く朝食は格別です。
ビュッフェ形式で種類は多くなかったですが、どれもイタリアのスパイスが効いていて美味しかったです。
特にカプレーゼが最高で、実は今までトマト嫌いだったのですが、ここにきてトマトに開眼いたしました(笑)
イタリアのパンはあんまり期待していなかったのですが、まぁ期待していなかった分印象は悪くありませんでした。

お部屋は広くて、行ってみて分かったのですが実はコンドミニアム形式!
ホームページに書いてあったのかなぁ。知らずに予約していました。
(全部のお部屋がそうではないかもしれないので、確認した方がいいと思います。)

で、急遽現地スーパーで食料を買って調理したのですが、いかんせん調味料がなくて、味はイマイチでしたが、なかなか楽しかったです。
備え付けの食器洗浄機を使って夫が後片付けをしてくれたのですが、泡が機械からあふれ出してきて、一人あたふたしていたようです。(わたしは疲れて寝てしまっていました…)
何が起こったんでしょうか(笑)

ところで、ヨーロッパはお湯の出が悪いというイメージがありますが、(向こうから言わせると日本人はお湯を使いすぎるということらしいです…)今回の旅では朝シャワーを浴びるとか、時間帯をずらして使えば問題なかったです。

フィレンツェに来るなら、またこのホテルに泊まりたいと夫もいっていますし、とてもステキなところでした。

2012-03-08

Firenze紀行2011-準備編


予告通り(いつ予告したんでしょうか!?)、フィレンツェ紀行をスタートさせます。
時系列で書こうと思いましたが、内容盛り沢山で、長いとだらだらして読みにくいかなと思ったので、テーマ別にしていきます。
途中で、普通に日常の記事も挟みますが、よろしければお付き合いください。

記念すべき一回目は準備編。モレスキンにひたすらメモったのを思い出します。
テーマ別に書くといいましたが、時系列でスケジュールだけはご紹介した方がいいだろうと思うので、ご紹介します。

出発したのは11月、4泊6日の旅でした。

一日目:21:55 成田発
→翌4:20 パリシャルルドゴール着 

二日目:
7:20 パリシャルルドゴール発→9:20 フィレンツェ着  ホテルへ移動、チェックイン
amサンタマリアノベッラ駅周辺散策、中央市場にて昼食
pm街散策、スーパーで買い物、ホテルで休憩、
スーパーで買った食材で夕食を作って食べる

三日目:
amサンタクローチェ教会、ジョットの鐘楼に上る
pmドゥオモ周辺の散策、お買い物、ミケランジェロ広場から夕陽を眺める

四日目:
amサントスピリト教会前の朝市、ウフィツィ美術館   pm街散策

五日目:
am朝一でドゥオモに上る 10時チェックアウト、空港まで移動
13:05 フィレンツェ発→15:05 パリシャルルドゴール着 
18:05 パリシャルルドゴール発

六日目:  →17:05 成田着

見にくくて申し訳ありません。
飛行機の手配はわたしがやり、現地での動きを夫がプロデュースしました。
今回はのんびりと、観光は行きたいところだけを厳選してぎちぎちに予定を組まず、街散策がメインでした。なので、普通にホテルで昼寝もしていました。

優先したのはドゥオモとジョットの鐘楼、両方に上ること、サンタマリアノベッラ薬局にいくこと、ウフィツィ美術館、ミケランジェロ広場の夕陽、くらいでしょうか。
あと、土日を挟んでいたので、週末お店が閉まることを注意して、計画しました。
わたしは写真が撮れれば良かったので、街を歩いているだけでも充分楽しめましたけど。

フライトはエールフランスでしたが、なぜアリタリアじゃないの?という感じでしょうか。
この便だと、仕事が終わってから行けますし、パリでの乗り継ぎも分かりやすく(行きの乗り継ぎでは朝一で現地のクロワッサンが食べられる!)、着いてから有効に時間が使えるんですよね。
そのためには、いかに機内で体力を温存できるかが重要になってくるのですが…。
エールフランスはワインが美味しい(気がする)ので好きですね。

持ち物ですが、フィレンツェだからといって特にコレを持っていったというものはなく、
気温は日本と同じくらいと予想して準備していきましたが、まぁそのくらいでしたので困りませんでした。

ウフィツィ美術館は、前回ツアーで行ったときに物凄く行列していたのを思い出し、旅行前に予約していきました。直接申し込むことも確かできたと思いますが、なんだか面倒そうだったので、代行業者にお願いしました。
でも、現地へ行ってやっぱり予約して良かったと思ったので、個人でウフィツィに行かれる方は是非。

ざっと書きましたが、思いだしたら追記します。
次回からは、いよいよフィレンツェの写真を載せたいと思います。

2012-03-04

前世への冒険‐ルネサンスの天才彫刻家を追って


フィレンツェ紀行を書く書くといって、ずるずると先延ばしにしております…。
どう書こうか悩んでしまって。
別にフィレンツェを最初に取り上げなくてもいいのですが、一番最近の旅なので記憶もまだ新しいですし。

今回のフィレンツェの旅では、ガイドブックも観ましたが、この本にお世話になりました。
前世がルネサンスの彫刻家だと言われた著者が、それを検証しにイタリアに旅立つというお話。
冒頭ではルネサンス初心者だった著者が、調査を進めていくという流れは、読者が知識を得るのにもってこいなわけです。
著者の成長=読者の成長、みたいな感覚でしょうか。

よく、学術的なことが登場する難しいドラマでも、必ず素人や新人刑事とかがでてきて、その人に向かって先生や先輩が説明する、それが観ているこっちにとっては、頭の整理をするいい機会になっている、というのと同じだと思います。

歴史ミステリーの要素はあることはありますが、それよりはもっと堅実的な印象を受けました。
大きくは事実+著者の考察、という構成なので。
ダビンチ=コードのような壮大な物語を期待していると物足りないかもしれません。
でも、わたしはじわじわと歴史の重みがくるこの作品もいいなぁと思います。

このお話、BS(確か)で杏さん主演でドラマ化されていたんですよね。
こちらも現地ロケが多く、一足先にフィレンツェの空気に触れることができて、旅への期待が膨らんだドラマでしたが。
やっぱり、情報量は原作の方に軍配が上がりますね。まぁ、あの内容を全て映像化したら収まりがつきません。

とにかく、これを参考書のように何度も読み返していったおかげで、旅の途中のルネサンス観賞が何倍も面白くなりました。