2012-11-25

シルク ドゥ ソレイユの映画を観てきました。


観に行きましたので感想なぞ。(ネタバレも多少あります。)
一人の主人公の女性がサーカスを観に行くのですが、そこで演じていた男性パフォーマーが高所から落下、床が突然抜け彼を助けようとしたところで彼女も床に吸い込まれてしまいます。気が付いたら不思議な世界に...。
この不思議な世界というのがシルクの世界で、オーやカーなどラスベガスで演じられているショーを、ダイジェストではありますがそのまま垣間みることが出来ます。

わたしはラスベガスでオーをみて、想像を絶するパフォーマンスの迫力、そしてそれをより印象的にみせてくれる舞台装置やコスチュームデザイン、シルクの世界観に久しぶりに心底感動した経験をしました。

まぁ、こちらは映画ですので実際に観たときのあのどきっとするような舞台は再現できないだろうなぁと、失礼ながらあまり期待しないで行ったのですが、結果はいい意味で裏切られました。

迫力という点からすると本物に軍配は上がりますが、3Dだったので違う意味で不思議な迫力があった(あんまりうまく表現できなくてすみません)と思います。
それに、映画だといろんなカメラワークでパフォーマンスが切り取られているので、例えばズームでとか横からとか、本物だと自分の席からの視点でしか観られませんのでこれまた違った感覚で引き込まれました。

あとは、わたしはオーしか観ていないので、単純に他のショーのパフォーマンスが観られて面白かったです。特にカーは舞台装置がすごいと聞いていて、観てみたいなと思っていましたので。

ちょっとがっかりした点というと、この主人公の女性最初から薄々と「この人は素人ではないのでは?」と感じていましたが、やっぱりラストいきなり踊り始めますよ(笑)
しかも、最初落下した男性のサーカス団員と二人でロープパフォーマンス(というのか?)してハッピーエンドです。
この映画はストーリー性はあってないようなものなので、その辺はまぁいいかと。

今までシルクの舞台を見た人も生で観るのとはまた別の視点でシルクの世界観を味わうことが出来ました。

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