2012-06-27

TRANSIT イタリア


先日待ちに待ったTRANSITが発売になりました。今回はイタリアの特集です。
旅行記にも散々っぱら書きましたが、わたしはフィレンツェ好きでして(かといって知識は素人並みですので悪しからず)スケジュール帳に発売日をしっかりと記入し、特に楽しみにしておりました。
まぁ、結局は楽しみにしていた割には仕事で発売日に買いに行けなかったのですが。
で、早速中身を拝見。

むむむ、こりゃメインはベネチア、ローマ。フィレンツェ、ルネサンスの話は少しだなぁ…ちょっぴり残念…。

という第一印象。しかし、ベネチア、ローマもイタリア。同じ空気感を味わうことができました。
イタリア、古くからの歴史は一冊の特集じゃ納まりきらないのでしょうね。

TRANSITの特徴は、(教科書的なことも含めて)歴史、政治、産業、文化など多角的にその国をとらえて読み物にしているところ、更に写真を通してその土地に生きる人たちの活き活きとした暮らしを伝えているところだと、個人的には思っています。
そのため、イタリアの流れを捉えるには、まず何を置いてもローマを押さえるのが王道ということなのでしょうね。納得。

イタリアは三年前にツアーで一度ぐるっと主要都市を回りました。
当時なぜイタリアに行きたかったかというと、わたしは映画「天使と悪魔」というバチカンとローマを舞台にした歴史ミステリーが好き、夫はこちらはフィレンツェを舞台とした映画「冷静と情熱のあいだ」が好きというお互いのニーズ?を満たした国だったからです。
(因みに「冷静と情熱のあいだ」が世に出たとき、冷静の反対語は情熱と答える人が続出したそうですよ。正解は興奮です。)
結局、このツアーで周遊しいろいろ街を比較した結果ローマよりもフィレンツェが好きになってしまったわけですが。
この差はなんなんでしょう。今後自分の傾向を分析してみたいと思います。

しかし、毎度のことながらこの雑誌には勉強させられております。わたしはその土地のどちらかというと生活や宗教に興味があるので、政治や産業なんかには疎いのですよね。その辺りの知識をお手頃に得るのにはもってこいです。
これを毎号揃えて読破したら歴史教科書よりも楽しく歴史を勉強できて、世界史に興味がわくのではないか…。

ところで、今回一番驚いたのがこちら↓
わたしの所有するNikonF3ではありませんか!!
まさかTRANSITでご対面するとは思いませんでした。
これ、イタリアンデザインだったんですね…。これまた勉強になりました。

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